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2021年1月27日

【ブログNo.70浅田】卒業旅行の思い出

ゼントラストの浅田です。

前回は、ヨーロッパ旅行の思い出を書きました。

その翌年(2007年)ですが、就職前に卒業旅行ということで、高校の同級生たちとタイに行きました。残念ながら?男ばかりの5人組だったので、ドバイがいい、アラスカがいいなどと、いろいろな意見が飛び交ったのですが、10泊11日ホテル付きでバンコク8万円、という破格のツアーを見つけ、申し込んだのです。

こちらも私にとっては本格的な初のアジア旅行だったため、驚きの連続でした。中でも印象深かったのが、プチトリップということで訪れたアンコールワット(カンボジア)です。お金を節約するため、バスで向かった(飛行機だと1時間で70ドルくらい、バスだと12時間で7ドルくらい)のですが、カンボジアに入った途端、コンクリートの道がなくなりました。バスもミニバス(なかよし幼稚園とプリントされていました。恐らく日本の中古車でしょう)に乗り換えたため、幼児用のシートに収まらないためにお尻を浮かせながらガタガタの道を進むと、ようやく休憩となりました。もちろんパーキングエリアのようなものはなく、茂みで用を足すのですが、右手には地雷、左手には山賊がいるので注意しろ、というとんでもないシチュエーションで見上げた星空は、今まで見た中でも一番美しいものでした。当時のアンコールワットがあるシュムリアップという街は電力供給が安定しなかったため、ナイトマーケットはろうそくを灯しながら散策し、ゲストハウスも1泊2食付きで3ドルという破格で泊まることができるなど、思い出深いものとなりました。

今ではだいぶ風景も変わっているのでしょうが、若くてお金がない、というシチュエーションは、思い出作りという点で、異国の旅に最適だと思います。ある程度年を取ると、イヤだな、疲れるな、と思うことも、なんでも面白がって楽しめるのは、若さの特権なのでしょう。

グローバル化が進み、どこでもWi-Fiが飛んでいるなど、時代は変わりましたが、これからも旅は続けたいと思います。

今回も読んでくださり、ありがとうございました。