2018年4月5日
ゼントラストの樋口雄一です。
今日は、渋谷の宮益坂下にある渋谷全線座ビルの設備の視察を行いました。
まずは、地下2階にある機械室から。
更新工事を終えたばかりの最新のチラーを確認します。
ビル内に冷たい水を供給するための機械です。
昭和54年の竣工時から長年使っていた機械に比べて
大分コンパクトになり、すっきりした空間になりました。
次に機械室の隣にあるボイラー室へ移動。
ボイラは、温かい水や空気を作る役割があります。
このビルのメインテナントは、ホテルが入居していますので、
年中無休で客室のシャワーやエアコンを使えるようにしている
大切な機械です。
この2台のボイラは、竣工以来約40年も稼働してくれました。
来月から半年をかけて、最新のボイラに更新していきます。
これまで、ボイラは灯油を燃料として動いていました。
新しいボイラは、
将来の灯油の供給リスクや安全性を考えて、ガス方式に変える
事に決めました。
ガス方式の方がイニシャルの工事金が高くなりますが、
ランニングコストの方は安くなります。
最近の新築ビルも都市ガスが供給されていないエリアを
除くと、ガス方式が主流になっているようです。
次に、屋上へ移動します。
髙いところはあまり得意ではありませんが、設備の確認のために
致し方ありません。
下をみると足がすくみます。
3年前に更新した高架水槽を確認します。
明治通りの一部の車線を通行止めにして、巨大なレッカー
を使い搬出入を行いました。
そして、
近くにある設備機器をこれから更新していきます。
屋上の別の場所へ移動し、先日更新した別の空調機器を確認します。
ちょうどその先には、今話題になっている建設中の高層ビルが見えます。
ようやく高さに少し慣れてきたところで、
あたりを見回してみます。
左側にみえるのが渋谷ヒカリエです。
真ん中に見えるのが、2018年の秋に竣工予定の渋谷ストリームです。
そして、その右側が渋谷の駅ビルでヒカリエよりも高いビルになるようです。
駅ビルの右側にはセルリアンタワーが見えます。
ちなみに私はここで結婚式を挙げました。。
めまぐるしく変わっていく渋谷の街。
1979年に竣工した渋谷全線座ビルは、2013年に耐震補強工事を
行い、当分は建て替えないことを決めました。
きめ細かい建物管理を行い、ビルの競争力を維持していきたい
と思います。
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