2021年2月28日
日本はもうすぐ春ですね。いい季節なのですが、花粉症なので、そろそろつらい季節でもあります・・。
さて、今回は私が住んでいたベトナムの農村村の食事情について、書いてみます。
基本的に、野菜は豊富にあります。季節によって変わりますが、タマネギ、ニンジン、トマト、ゴーヤ、ナス、大根、カブなどがあります。ただし、品種改良が進んでいないので、基本的に小さく、アクがあります。種類は豊富にあるとはいっても、村人はベトナム料理しか食べません。日本人のように、たまにはパスタやカレーなど、日本風にアレンジされた外国料理をつくったり、外食に行くことはありません。ひたすら家でベトナム料理なのです。村人の保守的な側面といえるのか、日本人が融通無碍なのか・・気になるところです。
肉は鳥、豚、牛、アヒルを食べます。アヒルは味はいいのですが、骨が多くて食べるのが大変です。
お米は、日本のものとは種類が異なります。水分が多く、軽い感じ。意にやさしいので、何杯でも食べられます。都心部の大きなスーパーに行くと、ベトナムで作られたコシヒカリが売っていたりします。
結論としては、その気になれば日本と変わらない料理をする環境にあります。ただ、農村にはほとんどレストランはないので、すべて自分で作る必要があります。そこで何が問題かというと、市場での交渉です。なにしろ定価がない世界であり、いちいち気合いを入れて交渉しなければなりません。お金が惜しいというより、騙されたくない思いが強く、なんとか値切ってしまう自分がいて、買い物ひとつすますのにも疲れてしまいました。
そんな私が当時、栄養補給として重宝していたのが以下の2つです。
・ゆでタマゴ
・レモン(ライム)
この2つは、日本にいるときよりも格段に多く摂取しています。特にライムは酸っぱくて、フォーに入れるとおいしいです。
ゆでタマゴはその日の朝に生まれたものなので、新鮮です。でも、生では食べません。これだけ新鮮ならば食べられるのではと思いますが、生卵は日本独特の文化なんですね。ちなみに私は、村の入口にある茶屋でいつも食べていました。お母さんは私のためにカラを剥いてくれるのですが、その理由が「ベトナム人男性はカラを自分で剥かない」からだとか。いくら自分でやると言ってもやらせてくれず、私はただ食べるだけです。ベトナム人男性よ、カラくらい自分で剥け。
余談ですが、「働いていて、自炊をしてる」というだけで、ベトナム人女性からの評価が上がります。ベトナム人男性はまず家事はしないので「働いていて、自炊もする。家事も分担」という今時の日本人男性の価値観を持っているだけで、モテルかもしれません。
でも、ベトナムは何よりもフルーツ天国でした。その話はまた次回にします。読んでくださり、ありがとうございました。
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