2020年9月16日
皆さん初めまして。7月にゼントラストに入社しました、浅田といいます。これからブログを更新していきますので、よろしくお願いします。
さて、ここでは、私が社会人になってからのことを、少し書いてみようと思います。
2007年4月、私は新卒で不動産デベロッパーに就職しました。デベロッパーとは、地権者(オーナー、地主)を口説き、建設会社(ゼネコン)に建物を建ててもらい、その建物の収益によって利益を得る、そんな仕事です。かっこよくいえば「街づくり」のお仕事であり、東京でいえば森ビル(六本木ヒルズ)が有名ですね。
マーケティング、営業、CFやPLの作成や管理、契約書や重要事項説明書の作成といった、守備範囲の広い仕事でもあります。ちなみにディズニーランド(オリエンタルランド)は三井不動産と京成電鉄が作ったんですよ。
もちろん、私もそんな街づくりに憧れて入社しました。
ちなみに三井不動産の選考は、最終面接で落ちたのですが、最終面接の会場は日本橋三井タワーの奥にある謎のフロアに通され、半沢直樹に出てきそうな天井の高い重厚な応接室で、やたらと遠くにいる怖そうなオジサマたちに、大声で必死にアピールしたのを覚えています。
さて、新人研修が終わり、5月になりました。そこで手渡された人事通知には、意外な文字が。
「浅田殿。貴殿を仲介グループに配属とする」
・・仲介ってなんだ??街づくりじゃないの??と正直思いましたが、何事も楽しんでやるのが私のモットー。疑問に思う間もなく、仲介の荒波へと乗り込んでいきます。
私は30代後半のマネージャーと、40代のグループリーダーを上司に持ち、仕事を進めていきました。そこでは、今でも覚えている教えがいくつかあります。
・現場には何回でも出向け。晴れ、雨、平日、休日、朝、昼、夜、できればすべてのパターンで足を運び、どんな人が行き交っているのか、どんな用途に使えば収益性が上がるか、自分がオーナーになったつもりで考えろ。駅からの道でも、行きと帰りで違うルートを歩け。
・電車の中ではなるべく地図を見て、地理関係を頭に叩き込め。
・仕事はキャッチボール。自分のところにボール(仕事)を溜めるな。ボールを人に渡してから帰れ。
・数字は上3桁だけ考えればいい。1億(10,000万)のプロジェクトを議論しているときに、10万単位の議論をするのはあまり意味がない。逆に、100万円の仲介手数料の案件ならば、1万円代までは数字を吟味しろ。
・客先には何かと用事をつくって顔を出せ。雨の日ほど訪問して、自分をアピールしろ。
・・いかがでしょうか。グーグルマップも、スマホもない時代です。時代遅れと思われることもあるでしょうが、普遍的なこともあるかと思います。大事なのは、最初の1~3年くらいで叩き込まれた仕事のやり方は、おそらく一生を左右するものになる、という実感です。人間、歳を重ねてからだと、なかなか素直に教えを吸収できないのかもしれません。
さて、配属されて数ヶ月たち、最初に私がメイン担当となる物件がやってきました。それは、都内の運河沿いにある倉庫の賃貸仲介プロジェクトです。その話はまた次回にします。読んでいただき、ありがとうございました。
新着記事
お知らせ 2025年01月20日
事務所移転のお知らせ物件情報 2025年06月13日
【賃貸物件更新】グランシャリオ横浜新子安 102号室物件情報 2025年06月04日
【賃貸物件更新】グレイシス三番町 501号室物件情報 2025年05月22日
【賃貸物件更新】ライオンズマンション生麦南 608号室物件情報 2025年05月20日
【賃貸物件更新】麻布Tino 601号室ブログ 2024年12月21日
日立シーサイドマラソンブログ 2024年10月02日
会社設立9周年カテゴリ
人気記事
アーカイブ
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017